「産休」「育休」についてコトバでは理解していても、実感って湧きにくいですよね。そこで、3人の産休・育休取得経験者である女性社員に、「実際のところ」を語ってもらいました!
                      惣菜部
A2児の母
                      惣菜部 チーフ
B2児の母
                      OS(レジ)部 エリアチーフ
C1児の母
※所属、役職、お子さんの年齢などは取材時点における情報です。
                      
                      うちは上が高校1年生で、下が小学6年生。
反抗期が始まると「反抗と甘えの差」が激しくて、こっち(親)が「転がされている感じ」だよね(笑)
                      うちは今、保育園の年長さんだから、もうすぐ小学生。
これからも順調に、生意気に育ってほしいわ(笑)
                      ところで、今日は「産休、育休」そして「子育てと仕事」がテーマだけど、産休、育休を取得したのはずいぶん前のことで、忘れてしまっていることが多いかもね(笑)
                      たしかに(笑)
                      今思えば、乳幼児期(赤ちゃん)の頃のほうが、ある意味では楽だったかも!
                      そうだったかもね!
その後は、保育園に預けることができれば、たとえばトイレのことや食事のことなど、多くのことを保育園で身につけて来るしね。思い出してみるとうちの子供たち、いつの間にか「できるようになった」という感覚だったな。
                      そうだね。
                        でも、保育園で身につけられたことは多かったけど、絶対に私たち母親一人の頑張りだけでは、ここまでやって来られなかったと思う。
最低限「夫婦間で協力しながら」ということが大前提だよね。
                      
                      全くその通り。
男性への「育休取得奨励」っていうのは、そのためにある(笑)
                      その点、うちは恵まれているのかな。
夫のご両親も、私たちの子育てを全面サポートしてくれている。
                      私が子育て真っ最中の頃は本部勤務で、出張が多い部門だったんだよね。
サポートという意味では、友人にも、たびたびお世話になったな。
                      このまま話を進めたら、どんどん「本題」から離れてしまいそうだけど、まあいいか(笑)
                
                      そろそろ「子育て期あるある話」は切り上げて(笑)、本題に戻りましょうか!
                      Bさんは、私たち女性社員にとっては「産休、育休取得」のパイオニア。
Bさん以前には「産休、育休取得」と「その後の復帰例は少なかった」と聞くし、そもそも取得しづらい雰囲気があった時代だったのでは?
                      私が「産休、育休」を取得する頃には社内制度として確立していたし、しっかり機能していたので、取得しやすかった。
それは、Bさんたち「パイオニア」のおかげですね!
                      そんな、頑張った覚えはないんだけどな!
1番目の子供のときは、産休、育休あわせて1年2ヵ月取得したけど、正直なところ「自分の居場所が無くなるんじゃないか?」って、真剣に心配していたな。
                      自分の代わりは他にも居るだろうな、って!
                      そうそう! そういった「葛藤」ってあるよね。
復帰したとしても、職場や会社はもしかしたら「違う世界になっているんじゃないか?」みたいな不安というか。
                      それに、大げさかもしれないけど、「子育て」と「仕事」という「2つのライフスタイル」と、真っ正面から向き合うことになる。だから復帰後は、毎日のように究極の二択(笑)
                      その点でいえば、今なら「時短勤務」など会社の制度をフルに活用するべきだよね。私の頃は、制度自体は整っていたけど、実際のところは活用しづらい空気感がまだ残っていたから、「時代は変わったんだな」って!
今は制度を利用しにくい雰囲気など全く無いから、遠慮せずに活用すべきだと思う。
「このままではキツい」「助けてほしい」って、どんどん声を上げていくべきなのだから!
                      やっぱり、パイオニアですね!
                
                      子育てが始まってからは、「仕事との向き合い方、進め方」が変わったと思わない?
                      変わった!
子育てしながらだともう、お迎えや食事の準備などを考えると、終業すべき時間である「後ろ」が決まるから、そこから「逆算」しながら仕事してますね。
                      そうなるよね!
                      私が産休、育休を取得した頃の上司だったのがBさんでしたよね。
復帰後、Bさんから「限られた時間の中で、何をするかを大事にすべき」と言われたことを、今でも覚えていますよ!
                      だからこそ、「子供が発熱したので、今日はもう帰ります」っていうの、全然気にしなくていいんだよ!
たぶん周囲も「早く帰れ!」って言ってくれると思う。
                      そういう雰囲気だよね!
                      大切な我が子が熱出しているのに、「まだ仕事が残っているから帰れない」っておかしいよね!
だから、たとえその日は帰ったとしても、しっかり働けるときに「何をするか?」っていうことのほうが大事。
そもそも、毎日フルに「100%頑張れる人間」なんて、この世に存在すると思う?
                      居ない、ですよね(笑)
                      あとは男性社員にも、もっと積極的に「育休取得」してもらおうよ。
                      「単なる長期休暇」にするのではなくてね!
これ以上話すと「世の男性へのグチ」になりそうだから、このくらいで(笑)
                      とにかく、私たちは子育てしながら20年以上、ここで働いてるよね。
それだけ「働き続けやすい会社」だっていうことだけは、間違いないよね!
我が家は、小学6年生と小学3年生の二人の子供がいて、今が育ち盛り。上の子は、反抗期が始まったようで、先が思いやられる(笑)
Bさんのところは?